こんにちは、津端です( ^ω^ )
エイジングってよく聞きますよね
肌のエイジングは気にしても、髪の毛のエイジングはあまり気にしていなかったという方も多いのではないでしょうか。
ずばり、髪も肌と同じように年齢とともに変化しています。
「ずっとキープしていた髪型が似合わなくなってきた。」「以前に比べて髪にツルツル感がない。」
「髪が傷みやすい。」「うねる。」
「つむじが割れやすい。」「トップがペタンとしやすい。」
これらはエイジングによって髪に起こる現象。
白髪を気にされる方は多いですが、白髪だけが髪のエイジングのサインではありません。
エイジング現象はなぜ起こるのか
*女性ホルモンの減少
女性ホルモンは肌や地肌の弾力を保つコラーゲンを増やします。
そのコラーゲンのおかげで地肌に水分を保って髪にハリを出すことができます。
このコラーゲンが減ることによって頭皮が乾燥したり、髪の毛にコシがなくなってしまうのです。
*抗酸化力の低下
抗酸化力とは身体の細胞を傷つける活性酸素を除去する力で老化を抑える働きがあります。
活性酸素が増えすぎると酸化力が強すぎて細胞にダメージを与えてしまいます。
それによって髪の毛の黒色であるメラニンを作るメラノサイトが壊れて白髪につながります。
*ヒアルロン酸の減少
ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分で、水分を保持する力がある成分。
頭皮の乾燥を防いだり、頭皮の厚みを保つのに必要な成分です。
ヒアルロン酸が減少すると頭皮が乾燥して敏感になったり、炎症を起こして髪が成長しにくくなって薄毛や細毛をひき起こすことがあります。
これらの要因が重なって地肌の変化が起こり、髪の毛の変化につながっていくのです。
変化を感じはじめるのは30代後半からと言われていますが、エイジングは実は20代・30代から始まっています。
エイジングによる地肌の変化
*乾燥・敏感肌化
かゆくなりやすかったり、以前はしみなかったのにカラー剤でしみるように。
頭皮の水分バランスが崩れ乾燥・バリア機能が低下することによって起こります。
*黄ぐすみ
本来健康な頭皮は青白い色をしていますが、頭皮も肌と同じように黄色っぽくくすんできます。
これは地肌が酸化している証拠です。
*頭皮の厚みの低下
加齢とともに前頭筋・側頭筋・後頭筋が縮み、それによって頭頂部の筋膜が引き伸ばされて薄くなり、硬く動きにくくなります。
頭皮の厚みが低下することによって頭皮にはりめぐらされた血管が細くなり髪の毛に栄養が行き届かなくなり細毛の原因になります。
*におい
加齢により女性ホルモンが減少することによって皮脂の分泌が盛んになる事に加えて、肌の水分量も減少することによって皮脂の分泌が盛んになり、菌が増殖しやすい状態に。加齢臭の原因にもなります。
頭皮の保湿や血流の促進により老廃物が流れやすくなるため頭皮の状態も良くなるので、頭皮のエイジングケアとしてのヘッドスパはオススメです!
髪の毛のケアとしては、フローディアのエイジングケアラインを使うのもおすすめですし、リケラのエマルジョン・ミストも実はエイジングケアとして使うことができるので、お持ちの方は使い続けることをオススメします!
エイジングは防ぐことは難しいですが、綺麗な髪を維持・作るためにも今からケアしていきましょう☆
この記事を書いたのは
津端彩音
Stylist
常に丁寧な技術の提供を心がけています。
スパなどリラクゼーションメニューやハイトーンに始まるデザインカラーが得意。
加えて弱酸性ストレートのエキスパート。
お客様の“なりたい”に寄り添えるよう頑張ります!