こんにちは、山口です。

 

以前、お客様と髪の毛についてお話しする機会がありました。

今までもいろんな言い回しでお伝えしてきましたが、とても良い例えが思いついたので、改めてお伝えしたいなと思います。

 

髪の毛は主に3層で出来ています。

難しい言葉で言うと外側から①キューティクル(毛小皮)②コルテックス(毛皮質)③メデュラ(毛髄質)となっています。

 

でもそんな事言われても分かりにくい、難しいです。

簡単に考える良い例えが、、、、、ずばり『海苔巻き』!!

キューティクル=海苔、コルテックス=ご飯、メデュラ=具 です。

 

海苔巻きの海苔が破れると、中のご飯はボロボロこぼれますよね?

それと同じで、キューティクルは硬質のケラチンでつくられていて、髪の内部を守る働きをしているのですが、破壊されると内部のタンパク質・脂質や水分が流出してしまい、髪のダメージは進行。髪の柔軟性や太さに影響します。

そのため補修し、擬似キューティクルを作って流出を防ぐ必要があるんです!

例えば市販で、シリコン!ノンシリコン!なんて記載見たことありますよね?

シリコンは保湿、コーティング成分として配合されていますが、表面のコーティングによりダメージの広がりは抑えられ髪の成分が失われるのを防いでくれます。

毛髪の損傷はキューティクル、外部から内部へと及ぼすため、ケアは毛髪内部を整えるところから始めなければ、いくら表面を整えてもその効果は低くなってしまいます。

髪の内部から補修するには髪の80%を占めているタンパク質を補って定着させることが大切です。

髪の表面をコーティングして、艶があるように見せるトリートメントではなく、髪の内部にタンパク質を補修してくれるようなトリートメントを選びたいですね!